学習指導要領解説算数,だいぶ変わっています

学習指導要領解説算数,読みました。すごい変わっててびっくりしました。一部報道では,文言の量だけでも1.5倍なっているということでしたが,算数も増えていました。
まず,4領域の中身が違っています。

数と計算,量と測定,図形,数量関係→数と計算,測定,図形,データの活用,になっていました。
算数的活動の文言がなくなりました。数学的活動です。
前々から,算数という教科名も数学にすべきという声があって,今回変わるか!?と思われていました。

教科名は変わらなかったものの,小学1年生から数学的活動と書かれています。

私の周辺の大学の先生方は数学で良いと前から言っていましたが,教科名は残ったものの内容は数学で統一しても良さそうです。

 

もう一つ大きなところが,今までは指導内容がモヤっとしていましたが,今回は知識・技能が先にきて,思考力・判断力・表現力という構成になっています。

具体的な指導事項(アとかイで書かれていた部分)は1つぐらいどこも増えているようですが,内容はほとんど同じです。

つまり,これまで指導されてきた事柄が,知識・技能と思考力・判断力・表現力に明確に示されたと言えるのではないかと感じました。

 

ざっと読んだ感じなので,これから詳しく読んでいきたいと思いますが,文言が少し細かくなったので,数学的に現場の先生方は勉強しないと意味が分からないだろうなというところがありました。


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