元旦営業は是か非か? を考える

今日1月1日の元日。例年のように年賀状が届いた。
ここまでは普通の元日だった。

しかし驚いたことがあった。
たまたま年末に注文したAmazonの本。5,6冊注文したうちの4冊が元日の午前中に届いたことに,とても驚いた。
それぞれが中古だったため,まっすぐAmazonではないにせよ,「元日に届けなくてもいいのにな…」と思った。

最近,よく見かけるのが,うちの近所でヤマト運輸のトラックではなく軽自動車でヤマトのジャンパーを着て配達している人だ。
軽自動車なので,おそらく書籍とかメール便の比較的小さなものだろうが,契約社員かパートさんかなと推測した。

今日,1月1日のyahooニュースにも「元日営業は是か非か」という記事が載っていた。
ビッグカメラは元日から営業,ヤマダ電機は2日からだそうである。ビッグカメラの執行役員のコメントはかなりお客の立場から見たものである。それはそれで一理あるし,1日店を開けることの利益はおそらく計り知れないものであろう。3が日の勤務も希望制にしているので,問題ないという。

そんなことを考えていると,今イギリスに留学している娘の話を思い出した。

今,フランスで日本人留学生が行方不明になり事件になっているが,その報道の中で「クリスマス休暇を返上して捜索に当たっている」という下りがあったそうだが,ヨーロッパでは普通では考えられない特別なことだという。日本でそういった事件が「休日返上で捜査に当たっている」といってもある意味普通に流されてしまうが,ヨーロッパはそうではないそうである。かなり特別な配慮であるということであった。

昨年は若い社員の過労によるとみられる痛ましい事件があったが,これもヨーロッパではあり得ないことだという。

現在,日本でも働き方の見直しが言われているが,これは往々にして文化の違いから来る働き方,休みに対する考え方が根本的に違うのであろう。

私も以前,ドキュメンタリーでドイツ・アディダス社の社員の働き方に密着した番組を見たが,日本政府でどうこう決めるとかいうことで改善されるようなものとはとうてい思えなかった。まして一企業がどう頑張っても社風が変わるということは保守的な日本時にはほとんど無理であろう。

日本がもし欧米のような休み方をどんどん導入すれば,おそらく生産性だけがずるずると下がっていくような気がする。

また,Amazonが「Amazon Dash Button」なんて考えているようだが,最初は「えー,便利だね」と思ったが,物流や配達する人員を考えたら「こんなこと,実際問題として可能なの…」と思うようになってきた。

需要があるからといって企業はサービスを供給しようとするし,需要があるなら当然儲かるのが前提だからどんどん導入するのだろうが,「そこまで必要?」ということも,これから少し考えないと,労働環境もますます悪化していくのではないだろうか。

地元山形,自分が子どもの頃は,店が開くのはだいたい3日。2日までは街に行っても静まりかえっていた覚えがある。しかしその2日間でガマンできないってことはどれだけあるだろうか。前述のビッグカメラの執行役員は「その日に必要としている人がいる」と述べていたが,もう少し年末年始の買い置きに思いをはせれば,十分対応できるのではないかと思う。


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