定時退勤18 定時に帰るための条件2

定時に帰るには,いろいろと条件がそろわなければなりません。

その1つが「適切な仕事量を考える」というものです。

これまで何回かのべたように,学校の先生方は子どものために良かれと思うことは何でもやってしまいます。
しかしそれにどれだけの時間がかかるかは,ほとんど考えません。
それがいくつも重なってくれば,いつの間にかオーバーワークになってしまい,時間通り=定時退勤 はできません。

簡単に言えば,学校は「仕事量が多すぎる」のです。

ですから,職員会議などで新しい取り組みの提案があるときなどは要注意です。
その中身が1日のどれだけの時間を使い,期間はどれだけ続くのか,などをよく考えなければなりません。
それらをやり始めたら,自分の仕事がどのように変わるのか,よくイメージすることが大事なのです。

毎日のように自分の仕事が定時以降からできないようでは,完全に仕事量が多い状態です。
また,自分が係として提案するときも,反対の立場から同じように考えて,それらを設計する必要があります。

もう,管理職などがやっているかもしれませんが,定時以降,先生方は一体何時に帰っているのか,職員室などでこっそり1週間ほど記録してみるのもよいかもしれません。
いつも早い人,遅い人がわかるだけでなく,その職場が全体としていつも帰りが遅いのかどうなのかがわかります。
そういった定点観測をしてみるのもよいと思います。


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