教師の知恵をどうつなげていくか

今日は小学校へ教育実習の巡回指導に行った。

実習生の授業を参観した後で、実習指導をして下さった担任の先生と話す時間があった。その中で先生が話していたことが心に残った。

 

低学年のうちに子どもをしつけること、指導すること、先生として見るべきことなど、私がふだん学生に言っていることばかりで、考えが私と全く同じだったようである。

最近は学生の実習指導に行っても、学生と一緒に指導の先生も同じように話を聞いていることが多くある。実習担当の先生も30代ということは珍しくなくなってきている。

そういう状況でいかに学校内で長年に渡って蓄積されてきた指導技術や指導内容を、次の世代へつなげていくかは、急を要する課題である。

 

世代が変わればまた新しいものが生まれるから、そう心配をする必要はないと考えるのはいささか無責任であろう。

そういった現場やベテランの先生の知恵ほど大学の講義などでは伝わらない。女子大生の日常生活とはかけ離れているからだ。

秋田や横浜では、指導技術をいかに次の世代の先生に伝えていくか、その取り組みが組織的に行われている。特につい3日前に伺った秋田県は、教師人口のゆがみからくる大量退職の時代がくることを管理職のみならず、かなり意識していた一般の先生方かが多かった。

振り返って我が県はどうであろうか。いまのところそのような組織的な動きはないようである。そういった先を読み、その対策を講じる実行力のある人材が必要である。


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