書評 野口悠紀雄 「超」独学法 角川新書

50歳を目前にして大学教員も7年目になったにもかかわらず,相変わらずビジネス書棚の勉強法,勉強術の本を手に取ってみることに辟易している今日この頃ですが,やっぱり野口氏の著作はハズレではありませんでした。

ということで,読了したのでアップしておきたいと思います。
私の場合,どうも,よい書籍はあっという間に読み終え,そうでないものには時間がかかる傾向があるように思います。
今回は所要時間2,3時間。あっという間に読み終えた感じです。

私は野口悠紀雄氏の著作は勉強法が初めて出たころから読んでいましたが,今回の独学法も納得できる部分が多々ありました。

まずは英語の学習法。多くの人が英語を必要としている昨今,自分がターゲットとする領域に絞って英語学習することの重要性が説かれています。
語学は何語であっても同じように思います。

次にためになるのは,独学のやり方です。
往々にして袋小路に陥りやすい独学ですが,これらのことはメンターを求めることが難しい教員にもあてはまります。
教員といえど,兼業,フリーランサーの感覚で勉強していくと,これからの視界がぐっと変わってくると思います。

野口悠紀雄氏の著作で特に参考になるのはインターネットの使い方。
これも氏独特の考え方があり大いにためになります。
ネット上のデータを駆使して研究を行っている説得力があります。

最後は,人工知能時代の勉強の必要性です。
AI,AIと声高に言われる時代ですが,AIの本質を鋭くとらえ,われわれ人間の取るべき一つの方向性を示しています。

良書だと思います。おススメの1冊です。


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