研究室で学ぶこと
当研究室では,幼児や児童がどのように知識を獲得し発達していくのかを研究しています。
算数教育を中心としていますが,乳幼児の言葉やコミュニケーション能力、数的認知、造形活動の発達なども扱っています。
他には担当教員の得意分野を活かし,小学校の学級経営や生徒指導に関連した問題も扱っています。
教育者になるためには幼児や児童がどのように知識を身につけ,発達していくのかを知ることは大変重要なことです。
保護者を取り巻く社会環境や,現場に出てから子どもや保護者との関わり方も大事ですが,大学では,まず「子ども第一主義」で学んでほしいと思います。
研究方法
■「子ども第一主義」に基づき,実証的な研究に取り組む※アンケート調査,社会調査,文献研究のみの研究は行わない
■3年次
各自が興味を持った書籍を読みレポート発表10本(4~8月)
10本のレポートの概要報告(8月ゼミ合宿)
春学期のレポートに関連した学術論文の精読(9~1月)
研究計画書の作成(2月)
卒業論文作成のための研究スタート(9月)
研究概要の発表(3月卒論発表会)
■4年次
卒論題目決定(4月)
先行研究のまとめ,具体的な研究計画の立案・準備(4~8月)
卒論中間発表会(8月ゼミ合宿)
実証研究(9~11月)
卒論完成・提出(1月)
卒論発表会(3月)
研究内容
・タブレットによる算数的思考力の育成について(小)
・算数科におけるデジタルコンテンツの作成に関する研究(小)
・算数科における新しい学習過程の研究(小)
・算数デジタル教科書の開発とその効果に関する研究(小)
・小学校における数学の文化史の教材化に関する研究(小)
・算数における速さ課題のつまずきを克服する指導法の研究(小)
・幼小教育における空間幾何教育の可能性に関する研究(幼)
・算数的活動における幼児教育と小学校教育の接続に関する研究(幼)
・幼児期における言語教育の必要性とその展開に関する研究(幼保)
・幼児期における数学教育の必要性とその展開に関する研究(幼保)
OGの就職先
・神奈川県内の民間保育所
・静岡県公立小学校教諭
・裾野市私立幼稚園教諭
・熱海市立幼稚園教諭
・横浜市公立小学校教諭
・神奈川県公立小学校教諭
・東京都公立小学校教諭
今年度(現2年生)のゼミ生決定について(重要)
卒業研究はもちろんのこと,教員採用試験も勉強する覚悟が必要です。
卒業までしっかり勉強する覚悟がある人を募集します。
算数を卒業研究に取り組む人を最優先にしますが,後藤ゼミに入りたいという理由だけで算数をやろうという人は不可です。
幼保の人でも,数と形の研究をしたいという人は,受け入れを考えます。
ゼミ訪問については,事前に連絡をして下さい。
また,後藤ゼミの場合は,2回以上訪問をしてレポートを1枚書いてもらいます。
締め切り間近で駆け込みで来ても、ほとんど入れません。
出来るだけ早く訪問して下さい。
その結果,総合的に判断して決定します。