定時退勤16 教師の手帳

久しぶりに地元の書店の教育書コーナーをのぞくと,年末のせいか教師用の手帳がいくつか並んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教師の多忙化の解消に,手帳はかなりの威力を発揮してくれます。
リサーチをかねて,めくってみました。

でも,教師の手帳というけれど,昔はこういったノートがなかったわけではありません。
「週案簿」とか「指導簿」という名前で,地元の教材屋さんに聞けば,持ってきてくれるはずです。

私の学科の同僚である理科の先生は,いまだに小学校の教師時代の「指導簿」を仕事用のノートとして使っていらっしゃいます。

で,並んでいる教師用の手帳の中身は…。

サイズはみなA4。
カレンダー式,バーティカル式,見開き1週間など,基本的な手帳のスタイルは変わりません。
せいぜい方眼が入っていることと,右側などにメモ欄があること,子ども一人一人の記録を残せるページがあることなどです。
これらの機能は基本的には教材屋さんで扱っている週案簿にもあるように思います。

結果的には「~先生プロデュース」の手帳を使っていることに,少し優越感を感じられる程度でしょうか。

気になった点というかかなり重要な点ですが,これらの手帳はほとんどが「仕事用」に作られているということです。これはかなり致命的のように思います。

仕事とプライベートを別々の手帳で管理することは,効率が悪いばかりか,1日の時間を24時間とみて行動することが非常に難しくなります。
そして多くの先生は,仕事用の予定表にプライベートの予定を書き込むことは抵抗を感じるように思います。

しかもそういった手帳は学校で使うわけで,教室にうっかり置き忘れた,などということもあります。
それを子どもに見られることだって,考えられなくはありません。

前のブログにも書きましたが,人間は1人しかいません。
仕事もプライベートも,合わせて24時間です。それをどう計画するかが大事です。

そういう意味では,市販の手帳の方が,むしろ汎用的で使いやすいように思います。
例えば高橋書店の手帳は,カレンダー式のページは欄が上下に分かれるよう線が引かれています。

私は上段に学校や仕事の予定,下段にプライベートの予定を書き込んでいました。
そのように,「1元化」することでトータルでバランスの取れた時間管理を行うことができるようになります。

子どもの行動の記録などは,市販の手帳でもノートのページが十分にあるため,ゴム印で氏名を押せば十分に対応できます。

逆に,これらの教師用手帳はA4サイズで,学校で記入するには見やすいですが,プライベートにはとても持ち歩ける大きさではありません。
セカンドバックには入りませんね。

私のお勧めはA5サイズです。実際にずっと使っていました。
これなら女性ならハンドバッグ,男性なら少し大きめのポーチにも入ります。
B5サイズのポーチならばっちりでしょう。

これらのことから言えるのは,時間管理は学校,つまり仕事場だけではだめで,24時間自分のそばにおいておけるものである必要があるということです。


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