中学校部活問題5 部活至上主義

私の父が中学校の教頭時代に言っていたことがあります。
「部活(たぶん運動部)の顧問もできない先生は,使い物にならない」

今思えば,なんて失礼な物言いかと思います。

私の父が校長で私がヒラ教員だったら,

「部活は教員採用試験にないわ! オレは数学教師じゃ,ボケ!」

ぐらいの勢いで言っていたかもしれません…(笑)。

(私,関西人じゃないのに(笑))

中学校では,確かにまずは自分がその競技,種目,分野の経験があること,大会などで一定の成績が上がっていることなどに大きく目を奪われることがあります。

生徒の問題行動,いじめ,等々,現在の中学校では生徒指導,生活指導のウェイトが非常に大きいです。この割合は一時期の校内暴力の時代と同じぐらいではないかと思われます。
そんな中で,教科指導の割合が大きく低下しているように思います。

日本の学校教育の場合,少なくとも公立の小中学校で,課外活動,部活動がメインに据えられているところはないはずです。

「学力の向上」

日本の教育にこれ以上,これ以下もないと思います。

しかし,日本の教育,あるいは人としての徳目として,「知・徳・体」という概念が昔からあります。

私はこの,知・徳・体を否定するつもりはありません。むしろ賛成です。
しかし,この3つの「バランス」が肝要なのではないかと思います。

この1つが他2つを上回ることは,すなわちバランスを崩すことを意味します。

いまの中学校では明らかに,徳-いじめや心の問題,体-部活など,知の部分が明らかに後回しになっています。

いかにバランスよく保つかが大事なのではないでしょうか。


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