陰山先生の講演会

講演会は2002年の夏休みだったと思う。私はビデオを用意したり、会場のセッティングなどをしていた。観客は20人前後だったと思う。よくこんな東北の田舎に来てくれたものだと思った。

陰山先生は「東北の(山など自然の)緑が違いますね」というようなことを控え室で話されていたと思う。 講演会では、生活を整えることと学力の関係、そしてそれを学力と関係づける資料をやっと見つけた、というようなことを話されていた。そして百マス計算を授業で行っている様子や鉄棒、マット運動の発表会、音読、理科や総合的な学習の様子をビデオで見せていただいた。

その時、たまたまチラシを配った私と学年を組んでいた先輩の先生も聞きに来て下さっていた。 こうして私は百マス計算に取り組んでいくことになったのである。

講演会の後、駅前の居酒屋で陰山先生と飲んだ。名刺も頂いた。(今もしっかり持っている)でも、私が数学教育を研究していると言うと「ああ、数学の先生ね・・・」という反応であった。私が思うに、数学教育をやっている人は百マスなど反対だろうと、おそらく陰山先生は思っていたのだろう。そんな様子が伝わってきた。 しかし、残念ながら私はそうではなかった。後に詳しく述べるが、私は百マス計算、つまり計算練習の重要性を理解していたつもりである。 自慢ではないが、私は全国珠算連盟(全珠連)初段、つまり暗算の有段者である。陰山先生に言わせれば「計算の特殊技能」を持つ者である。計算力が算数にいかに影響があるかは、他の先生よりもかなり理解しているつもりである。


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