小学校の教育の話題ではなんと言ってもプログラミング教育でしょうか。ネットから週刊誌から目にしないことがないほどです。
しかし、これほど話題に上っていますが、なぜか数学教育界からは、このことについてほとんど聞こえてきません。
それが最近とても不思議です。
後に「主体的・対話的で深い学び」になったアクティブラーニングも同様です。
本来は教科ごとの特性があるわけで、教科教育、数学教育から見た学習法が議論されるべきです。
話を戻すと、プログラミングには数学の知識と考え方が必ず必要です。逆に数学が得意な人はプログラミングだって難しくはないはずです。
実際にITの知識として確率論、統計学、論理学、代数学などの知識は必須です。
プログラミング教育の背景として今後予想されるIT人材の不足が言われていますが、数学ができる人材を育てるのが大事なのではないかと思います。