実は少ない教師のビジネス書

書店のビジネス書棚を見ると,実に豊富なジャンルで細分化されたカテゴリの書籍が並んでいます。

ざっと拾っただけでも経済学から,マーケティング,セールス,マネジメント,人材管理などです。

 

実は今までずっと不思議だったのが,教師というジャンルのビジネス書棚にこういった類の書籍は極めて少ないことです。

 

ある書店の書棚の量を見ても教師のビジネス書とも言える「教育書」は10分の1にも満たない数です。
当然教師よりも圧倒的に民間会社の人口の方が多いからですが,学校の多忙化や問題があるにも関わらず,こういった書籍が必要だろうとこれまでずっと思っていましたが,専門的な書籍の数が少ないのです。

数が少ないばかりに買えないのかというと,実はそうでもないように思います。

 

以前,教育書の出版に携わる機会を得ましたが,その時聞いた話では,有名教育書の出版会社の発行でさえ,初版は2000部程度だそうです。

つまりは売れないんです。

多くの教師は忙しいと思いながらも,その次に書籍を手に取って情報を手に入れ,改善しようという行動が非常に少ない傾向があるようです。

あと、私の先生が言っていたのが、「教師は情報っていうものをタダだと思っている」

ということでした。

 

私はそのとき、「なるほど」と思いました。

 

某大の附属中学校の先生も「給料の1割は本を買いたい」と言っていたのをよく覚えています。

「身銭を切る」という言葉がありますが、先生も多少はこれも必要かも知れません。

 

 

これは、研修会に行ってためになる話を聞く、そこに行くまでの交通費なども、その情報を得るための必要経費と考えることができます。

情報は、ただじゃあ手に入りません。

そして、そうやって得た情報こそ、その人にとってとても貴重なものになると思います。


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